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御池沼沢植物群落

おいけしょうたくしょくぶつぐんらく

概要

御池沼沢植物群落

おいけしょうたくしょくぶつぐんらく

天然記念物 / 近畿 / 三重県

三重県

四日市市西坂部町

指定年月日:19521011
管理団体名:四日市市(昭28・8・24)

史跡名勝天然記念物

湿原と溜池及び湿林とより成る。タテヤマリンドウ、コタヌキモ、ヌマイヌツゲ、ヌマスケ、ミカワタヌキモ等の湿地性植物多く、特に高山寒地性のヤチヤナギは自生の南限の一つにあたるものと認められる。その他、食虫植物と沼沢植物の種類に富み植物学上貴重な群落である。
S53-12-058[[御池沼沢植物群落]おいけしょうたくしょくぶつぐんらく].txt: 指定地は、湿原・沼及び湿生林の3区画に分けられている。標高わずか35メートルの低地にありながら、寒地性のヤチヤナギ群落、暖地性のミクリガヤ群落等の自生地として昭和27年に指定、51年に追加指定されているが、昭和53年11月、さらに湿地の隣接地1,312平方メートルを追加指定し、その保護を図るものである。
S50-12-066[[御池沼沢]おいけしょうたく]植物群落.txt: 御池沼沢植物群落は、暖地性のミクリガヤ群落、ノハナショウブ群落、コタヌキモなどの食虫植物などからなるほか、寒地性のヤチヤナギも自生しその南限をなしているので、昭和27年10月11日に指定されている。
 最近周囲の開発が進み、次第に保存が困難となってきたので、集水地にあたるアカマツ林等を追加指定するものである。

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