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能装束〈草花文繍箔肩裾/〉

のうしょうぞく〈くさばなもんぬいはくかたすそ〉

概要

能装束〈草花文繍箔肩裾/〉

のうしょうぞく〈くさばなもんぬいはくかたすそ〉

工芸品 / 安土・桃山 / 関東 / 東京都

東京都

桃山

1領

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19720530
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

表は白平絹地で肩と裾を雲形に区切り梅・八重桜などの草花文【そうかもん】を紅、萠黄などの色糸で刺繍し、その間に金銀箔をおしている。身幅広く、袖幅狭い小袖で、能の小方の装束として伝えられたものである。初期小袖の形態を示した生ぶなもので、華麗な意匠と保存の完好した甚だ珍しい遺品である。もと奈良金春流保存会諦楽舎に伝来したものである。

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