文化遺産オンライン

鹿児島旧港施設 新波止

かごしまきゅうこうしせつ しんはと

概要

鹿児島旧港施設 新波止

かごしまきゅうこうしせつ しんはと

近代その他 / 江戸 / 九州 / 鹿児島県

鹿児島県

江戸末期/1830-1867

石造、延長139.0m、台場(斜路を含む)附属

1所

鹿児島県鹿児島市本港新町

重文指定年月日:20071204
国宝指定年月日:

鹿児島県

重要文化財

 鹿児島旧港施設は、鹿児島市中心地の鹿児島港本港区に位置する港湾施設である。新波止と一丁台場は海岸埋立地の波除けとして、それぞれ弘化年間頃及び明治5年頃に築かれ、遮断防波堤は、鹿児島県による修築事業によって明治37年に竣工した。
 鹿児島旧港施設は、南九州における交通と海防の拠点として、近世から近代にかけて整えられた、鹿児島港の代表的遺構であり、また、築造が江戸末期に遡り、沖防波堤である新波止、技術の時代的特色をよく示す一丁台場及び遮断防波堤が、旧態を保持しながらまとめて残っており、港湾技術史上、高い価値がある。

関連作品

チェックした関連作品の検索