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鼈甲製菊花鉢植棚飾

べっこうせいきっかはちうえたなかざり

概要

鼈甲製菊花鉢植棚飾

べっこうせいきっかはちうえたなかざり

その他 / 工芸品 / 明治 / 日本 / 九州 / 佐賀県

明治時代

菊・・鼈甲製 台・・木製 漆塗 蒔絵

総高45.6cm (台)竪13.7cm 横27.3cm 高さ15cm

1基

佐賀県佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

蕾や満開のさまをあらわした、本物と見まがうばかりの菊花は鼈甲製。花や茎、葉とで模様の異なる鼈甲を効果的に用い分けている。土はメノウ石。木製の鉢には金平蒔絵で菊折枝と小葵模様をあらわしている。明治39年(1906)4月18日、 皇后(昭憲皇太后)が沼津御用邸より御帰りの際に天皇へ献上された棚飾である。その後、明治天皇の御遺物として大正元年12月29日に朝香宮第一王女 紀久子が拝領し、昭和6年に13代鍋島直泰へ降嫁する際に婚礼調度として持参している。

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キーワード

佐賀 / 鼈甲 / 朝香 / 紀久子

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