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鉄錆地塗紺糸素掛威六十二間小星兜

てつさびじぬりこんいとかけおどしろくじゅうにけんしょうせいかぶと

概要

鉄錆地塗紺糸素掛威六十二間小星兜

てつさびじぬりこんいとかけおどしろくじゅうにけんしょうせいかぶと

工芸品 / 金工 / 漆工 / 安土・桃山 / 江戸 / 日本 / 九州 / 佐賀県

早乙女家成

さおとめいえなり

桃山~江戸初(天明年間仕立)/16-17世紀

奥行39.0cm 幅40.0cm

1頭

佐賀県佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

鉢は錆地塗で、六十二間の各筋に小星を打つ。眉庇は共鉄の錆地塗で、裏は朱漆塗とする。シコロは黒漆塗板物三段紺糸威で、金箔押し革覆輪を裾板にまわす。吹き返しは一段を大きく角型に吹返し、藻獅子韋と菖蒲韋の間に伏縫をし、金銅小桜鋲を打ち、金銅の茗荷紋金物を打つ。立物は金銅製、魚子地唐草毛彫鍬形台に鍬形を挿し、中央に利剣を挿す。兜鉢裏後正中板に「常州住早乙女家成」との銘を彫る。作者の早乙女家成は、常州(現在の茨城県)に住し、室町時代末期から桃山時代にかけて活躍した早乙女派の3代目。

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