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大野教会堂

おおのきょうかいどう

概要

大野教会堂

おおのきょうかいどう

宗教建築 / 明治 / 九州 / 長崎県

長崎県

明治/1893

石造及び木造、建築面積一二七・四九平方メートル、一階建、桟瓦葺
宅地 五一八・八四平方メートル
 二六一九番地

1棟

長崎県長崎市下大野町2619番地

重文指定年月日:20080609
国宝指定年月日:

カトリック長崎大司教区

重要文化財

 大野教会堂は、大浦天主堂から外海地区の主任司祭として赴任したマルク・マリ・ド・ロ神父が、明治26年に建設した巡回教会である。教会堂は、会堂部と司祭室部からなり、会堂部の周囲に、割石を漆喰で固めた「ド・ロ壁」と呼ばれる壁体を築き、小屋は木造キングポストトラスとする。
 大野教会堂は、数少ない巡回教会の遺構例であり、巡回教会の規模、会堂構成を知るうえで高い歴史的価値が認められる。 また、「ド・ロ壁」、キングポストトラスなど、ド・ロ神父の建築技法が典型的に示されており、重要である。

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キーワード

教会堂 / 長崎 / 天主堂 /

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