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太刀〈無銘/〉

たち〈むめい〉

概要

太刀〈無銘/〉

たち〈むめい〉

工芸品 / 平安 / 関東 / 東京都

東京都

平安

鎬造、庵棟、鋒はカマスになり、腰反り高く踏張りがある。鍛は板目流れ柾交じり、よくつんでねっとりとしており、地沸がつき映り状になる。刃文は直刃、匂い口やや締まりごころに承沸よくつく。区際より焼出す。帽子は直ぐに二重刃があり、先の焼き切れる。茎は生ぶ、先栗尻、横は面を取り、鑢目檜垣、目釘孔一。

長77.5 反り3.0 元幅2.8 先幅1.8 鋒長2.4 茎長16.8 (㎝)

1口

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19710622
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

刀身はかます鋒で腰反りが高い細身の姿である。鍛は板目で刃文は直刃である。体配・地刃の作風に古大和伝の特色が強く、鎌倉時代初期を下らぬ優作である。旧御物で、鵺退治で有名な源三位頼政が朝廷より拝領した獅子王の太刀という伝説がある。

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