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呼子の大綱引き

よぶこのおおつなひき

概要

呼子の大綱引き

よぶこのおおつなひき

無形民俗文化財 / 九州

指定年月日:20130312
保護団体名:呼子大綱引振興会
公開日:毎年6月第一土曜日とその翌日の日曜日(指定当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
※本件は平成15年2月20日に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されている。

重要無形民俗文化財

 本件は、佐賀県唐津市呼子町で毎年6月第一土・日曜日に行われる。呼子の集落がサキカタ(浜組)とウラカタ(岡組)に分かれて綱を引き合って漁と農作物の豊凶を占い、サキカタが勝てば豊漁、ウラカタが勝てば豊作になるといわれている。
 初日には綱の中心部であるミトを作る作業が行われ、2日目は、地区に祀られている三神社の前を中心にして大綱引きが行われる。綱引きに先立って午前中はワッカシ(若衆)が銅鑼を叩きながら各地区をまわる。寄付をもらった家や、初節供を迎えた家に立ち寄り、酒肴の接待を受けながら徐々に三神社の前に向かう。午後、三神社前にミトが来るように置かれた大綱を銅鑼で囃したてながら引き合い勝ち負けを決める行事である。(※解説は指定当時のものをもとにしています)

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