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亀甲地螺鈿鞍

きっこうじらでんくら

概要

亀甲地螺鈿鞍

きっこうじらでんくら

平安 / 九州 / 福岡県

福岡県

平安

両輪とも表は磯高く、海は幅狭くして深い。居木は二枚居木で幅広い。総体を黒漆塗として前後両輪の表裏と、居木の表には亀甲形の螺鈿を摺り詰める。両輪の表に施された丸に三引両紋は後に加えられたものである。前輪は山高く、両肩には手形を彫る。

前輪高27.9 同馬挟32.1  後輪高30.0 同馬挟37.5
居木乗間長38.8 (㎝)

1背

福岡県太宰府市石坂4-7-2

重文指定年月日:19540320
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

海幅狭く、磯はやや扁平であり、居木幅の広いことなど、平安末期のものと考えられ、螺鈿鞍の遺品として古い部類の名鞍である。

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キーワード

/ 前輪 / 両輪 /

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