木造男神坐像

彫刻 / 平安 / 中部 

平安
1躯
重文指定年月日:19680425
国宝指定年月日:
登録年月日:
二上射水神社
国宝・重要文化財(美術品)

欅【けやき】の一木から一メートルを越す像の大部分を彫成するもので、こうした構造にふさわしい堂々たる男神坐像である。ことに、面奥を深くつくり、胸を張って坐る躰貌は安定し、眉を寄せ、眼を大きく見開いて神威を示す面相部には威風がある。本像の特色は、面相部は丸ノミを横につかって荒彫り風のノミ痕を示し、躰部は衣褶【いしゆう】を刻まず、全面に平ノミのハツリ痕を残している刀法にある。総体に粗放な古様を意図しながら、像容にはおだやかなまとまりがみられ、制作は平安中期(十一世紀)と思われ、当地方での注目すべき古像であると共に、現存神像中でもまれにみる大作である。

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