木造金剛力士立像(仁王門安置)
もくぞうこんごうりきしりゅうぞう
概要
やや小ぶりの二王像である。像内に願主沙弥生西、平貞能母尼および仏師僧良元の名と共に長寛元年(一一六三)の年記がある。太づくりで、大様な作風は平安期の力士像の特色を示している。数少ないこの期の力士像のうち、製作年次の明らかな唯一の作例であり、平氏とゆかりの深いこの寺に残る由緒ある彫像としても貴重な作品である。
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国指定文化財等データベース(文化庁)もくぞうこんごうりきしりゅうぞう
やや小ぶりの二王像である。像内に願主沙弥生西、平貞能母尼および仏師僧良元の名と共に長寛元年(一一六三)の年記がある。太づくりで、大様な作風は平安期の力士像の特色を示している。数少ないこの期の力士像のうち、製作年次の明らかな唯一の作例であり、平氏とゆかりの深いこの寺に残る由緒ある彫像としても貴重な作品である。
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