中右記部類〈巻第五、第九、第廿、第廿八/〉
ちゅうゆうきぶるい
概要
三件共、いずれも右大臣藤原宗忠の日記中右記の部類記(日記の記事を項目別に分類したもの)の現存最古写本として著名な九條家旧蔵本の僚巻である。九條家旧蔵本の現存するものは十三巻で、本件を除く六巻が宮内庁書陵部の有に帰している。各巻とも同一時の筆写と認められ、紙背文書によって平安時代最末の書写になることがわかる。紙背の漢詩集も他に伝わらないもので、国文学史上に注目され、公卿補任も異本系に属する平安時代唯一の古写本である。
ちゅうゆうきぶるい
三件共、いずれも右大臣藤原宗忠の日記中右記の部類記(日記の記事を項目別に分類したもの)の現存最古写本として著名な九條家旧蔵本の僚巻である。九條家旧蔵本の現存するものは十三巻で、本件を除く六巻が宮内庁書陵部の有に帰している。各巻とも同一時の筆写と認められ、紙背文書によって平安時代最末の書写になることがわかる。紙背の漢詩集も他に伝わらないもので、国文学史上に注目され、公卿補任も異本系に属する平安時代唯一の古写本である。
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