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銀銅蛭巻太刀拵

ぎんどうひるまきたちこしらえ

概要

銀銅蛭巻太刀拵

ぎんどうひるまきたちこしらえ

工芸品 / 平安 / 関東 / 東京都

東京都

平安

柄、鞘を銀胴で蛭巻にし、総金具は金銅に亀甲文を高彫にしている。鐔は木瓜形、金銅四方猪目透土手耳、耳亀甲文毛彫、大切羽無地金銅小切羽二枚づつを欠く。
足金物は金銅、腹帯猪目透かし、笠金亀甲文高彫。責金は金銅無地剣菱文毛彫亀甲形。石突は、金銅無地剣菱文毛彫亀甲形文を据える。冑金は金銅亀甲文高彫。飾鋲は表裏に亀甲繋文を十と二とを連ねる。
目貫欠失。

総長104.2 柄長22.7 鞘長81.8 総反高7.3 鞘反3.3 柄反1.8 (㎝)

1口

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:18971218
国宝指定年月日:19550202
登録年月日:

丹生都比売神社

国宝・重要文化財(美術品)

平肉の薄い太刀に銀銅を蛭巻にして堅牢にし、金具は金銅の亀甲文を飾った華麗豪奢なもので、金具はもとより全体の製作が最も優れている。この種の太刀拵の現存するものは極めて少なく、かつこれ程に完成されているものは他に類を見ない。

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キーワード

太刀 / / 金具 /

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