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筑前国嶋郡川辺里大宝二年戸籍断簡

ちくぜんのくにしまぐんかわべりたいほうにねんこせきだんかん

概要

筑前国嶋郡川辺里大宝二年戸籍断簡

ちくぜんのくにしまぐんかわべりたいほうにねんこせきだんかん

その他 / 飛鳥 / 近畿 / 奈良県

奈良県

飛鳥/702

1幅

奈良国立博物館 奈良県奈良市登大路町50

重文指定年月日:19730606
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

 本文およそ四十三行分を存し、戸主物部牧夫とその家族十八名など、あわせて二十七名、およびその受田数を収めている。字面には筑前国印十七顆を捺し、継目裏には「筑前国嶋郡川辺里大寳大寳【(ママ)】二年籍」の墨書および国印一顆がある。もと正倉院に伝来したもので、巷間にある稀有の遺品としてその価値はきわめて高い。なお、本断簡は『大日本古文書』において筑前国戸籍の最末に掲げているが、実は肥君猪手の戸の前に接続すべきものである。
 紙背は戸籍を反古【ほご】として千部法華経校帳を記したもので、およそ二十六行、四月六日から十一月十二日に至る九部七十二巻、四部三十二巻、四十五部三百六十巻の校経の状況を三項に分かって注記する。内容よりみて天平勝宝元年千部法華経校帳(『大日本古文書』巻第十)の首に接続すべきものと思われる。

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