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鉄釣燈籠

てつつりどうろう

概要

鉄釣燈籠

てつつりどうろう

工芸品 / 室町 / 近畿 / 奈良県

奈良県

室町/1564

1基

奈良国立博物館 奈良県奈良市登大路町50

重文指定年月日:19720530
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

鉄板金製六角形の釣燈籠で、火袋【ひぶくろ】には二面の扉の他四面には菊籬【きくまがき】・松竹梅・橘などを陰透【かげずか】して光明の効果をもたらしている。その上の欄間には刻銘があり、永禄七年(一五六四)奥州会津の稲河之荘妙法寺に寄進されたことを示している。釣燈籠は古くは鋳銅製が多く、室町末期から銅板金製のものが多くなるが、鉄製の遺品は甚だ少ない。これは技法も精緻で、その作行も優れている。

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キーワード

燈籠 / 奈良 / / 火袋

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