文化遺産オンライン

西福寺 御影堂

さいふくじ みえいどう

概要

西福寺 御影堂

さいふくじ みえいどう

宗教建築 / 江戸 / 中部 / 福井県

福井県

江戸後期/1808

桁行七間、梁間六間、一重、入母屋造、向拝三間、北面御霊屋及び西面渡廊下附属、桟瓦葺

1棟

福井県敦賀市原

重文指定年月日:20080609
国宝指定年月日:

西福寺

重要文化財

 西福寺は敦賀市西郊に所在する浄土宗寺院で、阿弥陀堂は文禄2年(1593)の建立、御影堂は文化5年(1808)の上棟になる。また書院が天和3年(1683)に建てられるなど、近世を通じて伽藍が整えられた。
 西福寺御影堂と阿弥陀堂は、ともに浄土宗本堂の典型的平面をもち、御影堂は寺格に相応しい宏壮華麗な堂で、阿弥陀堂は浄土宗寺院の阿弥陀堂として古例であり、静謐な空間をもつ。また、これらの仏堂と書院及び庫裏は、庭園と一体となって豊かな風致を創出しており、高い価値が認められる。

関連作品

チェックした関連作品の検索