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木造六観音立像

もくぞうろくかんのんりゅうぞう

概要

木造六観音立像

もくぞうろくかんのんりゅうぞう

木像 / 江戸 / 東北 / 岩手県

不詳

岩手県

江戸時代前期/17世紀後半

各像ともカツラ材、一木造、彫眼、素地仕上げ。頭髪部墨色、足先別材。

1号像:聖観音立像 像高108㎝
2号像:千手観音立像 像高108㎝
3号像:馬頭観音立像 像高107.5㎝
4号像:十一面観音立像 像高108㎝
5号像:准胝観音立像 像高108.5㎝
6号像:如意輪観音立像 像高108.5㎝

6体

岩手県岩手郡葛巻町

岩手県指定
指定年月日:20110510

有形文化財(美術工芸品)

六観音は、平船藤岡家の屋根裏から発見され、宝積寺に納められたもので、もと平船寺の像と伝えられる。
 葛巻町平船にあった平船寺は、明治維新の際、廃仏毀釈によって真山神社(明治18年、1885年小田に移転)になり、祀られていた六観音像は、別当藤岡家(現当主藤岡範夫)の屋根裏に菰包みにして隠され、明治末・大正初に宝積寺に納められたという(藤岡一雄1998『平船藤岡家系譜』)。
平船寺は、文明10年(1478)11月に熊野大神を勧請して開山されたと伝え(明治初年「陸中国九戸郡軽米郷社寺諜」)、天正2年(1574)から天保11年(1840)までの棟札11枚が残る。

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