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安政伊賀上野地震供養塔

あんせいいがうえのじしんくようとう

概要

安政伊賀上野地震供養塔

あんせいいがうえのじしんくようとう

その他 / 江戸 / 近畿 / 三重県

三重県

江戸末期/1860年(安政7)

2段積みの花崗岩製の基礎石の上に、3層の台石(計64㎝)を重ねている。下2層は四角柱の石材を組み合わせているが、最上層は1石積みとなっている。台石の上には石碑が載せられ、正面には「南無阿弥陀佛」の陰刻が見られる。

高さ52㎝の基礎石の上に、3層の台石(計64㎝)を重ね、その上に高さ81㎝の石碑を載せている。総高197㎝。

1基

三重県伊賀市野間634

伊賀市指定
指定年月日:20120328

宗教法人 慶明寺

有形文化財(美術工芸品)

嘉永7年(1854) 6月14日に発生した伊賀上野地震における野間村の横死者35人を埋葬した場所に、安政7年(1860)3月に7回忌追善法要として建てた供養塔である。
 当時、野間村には字東谷615番地に浄土宗の空照山慶明寺と、字上出660番地に天台眞盛宗の平楽山西雲寺の2か寺があり、慶明寺の檀徒26人と、西雲寺の檀徒9人が横死し、合わせて35人がこの地に埋葬された。

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キーワード

/ 基礎 / 供養 / 石碑

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