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葺不合神社本殿・拝殿 附 二の鳥居

ふきあえずじんじゃほんでん・はいでん つけたり にのとりい

概要

葺不合神社本殿・拝殿 附 二の鳥居

ふきあえずじんじゃほんでん・はいでん つけたり にのとりい

建造物 / 江戸 / 明治 / 関東 / 千葉県

千葉県

本殿:明治、拝殿:江戸中期、附:明治/1700

本殿:一間社流造 銅板葺、拝殿:入母屋造 銅板葺、附:石造明神鳥居

2棟 附:1基

千葉県我孫子市新木1812番外

我孫子市指定
指定年月日:20120329

葺不合神社(宮司 坂巻 實)

有形文化財(建造物)

当神社は、我孫子市新木の国道356号沿いに立地し、本殿、拝殿、鳥居等からなる旧村社で、奥深く起伏のある境内を有する。この地は、1186年の創立と伝えられる旧厳島神社の境内で、市杵島比売(いちきしまひめの)命(みこと)を主祭神とするかつての弁天堂が現在の拝殿である。拝殿は、棟札や建築様式から江戸時代中期に建設されたことが知られる貴重な建築であり、屋根等に改修の跡がみられるものの当時の雰囲気を今に伝えている。また本殿は、明治41年に、もと新木字宮前にあった葺不合神社本殿を曳家・移築したもので、明治30年の建築である。建物全体に施された精緻な装飾彫刻が大きな特徴で、江戸末期の神社建築の様式が明治期にまで伝えられた貴重な例である。

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