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猪目洞窟遺物包含層

いのめどうくついぶつほうがんそう

概要

猪目洞窟遺物包含層

いのめどうくついぶつほうがんそう

史跡 / 中国・四国 / 島根県

島根県

出雲市猪目町

指定年月日:19570727
管理団体名:出雲市(昭33・1・23)

史跡名勝天然記念物

猪目湾の西端にある海蝕大洞穴で、洞口は東に向き、幅36メートル、高さ中央部にて約12メートルを有し、奥に進むにしたがって幅と高さとを減じ、トンネル状の岩隙となる。洞底には凝灰岩の巨塊小片微砂等が推積している。
昭和23年10月漁港修築中に偶然推積層から各種の遺物が発見された。遺物は層序的に良好な保存状態で存するもので縄文式土器、弥生式土器、貝釧及び土師器、須惠器、各種木製品より成り、人骨も埋存している。
日本海沿岸の洞窟遺跡として学術上価値が高い。

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