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彫漆技術記録

ちょうしつぎじゅつきろく

概要

彫漆技術記録

ちょうしつぎじゅつきろく

漆芸 / 昭和以降

音丸耕堂  (1898~1997)

おとまる こうどう

昭和54/1979

乾漆、彫漆

高11.0~12.7  22.5~24.3×16.4~18.3

一式(6点組)

文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)

国(文化庁)

 彫漆は、厚く塗り重ねた漆の層を彫刻して文様を表す技法である。朱漆や黒漆を塗り重ねて彫るものを堆朱、堆黒という。中国の宋・元代に盛んになり、室町時代頃から我が国でも行われるようになった。
 この技術記録は、「彫漆布袋葵文手箱」(昭和53年制作)の制作工程見本である。6点組で、乾漆素地の石膏原型2種、素地の布貼り、完成した乾漆素地、文様の針描き及び地下げ(彫漆)、仕上げの各工程を示している。

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キーワード

/ 文化庁 / 彫る / 技法

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