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諸家団居馬験昇図

しょけまというまじるしのぼりず

概要

諸家団居馬験昇図

しょけまというまじるしのぼりず

絵図・地図 / 江戸 / 佐賀県

江戸時代後期ヵ

紙本着色墨書 巻子装

全長2085.0㎝ 幅27.4㎝

1巻

佐賀県佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

小城鍋島家・蓮池鍋島家・鹿島鍋島家の三家をはじめとする佐賀藩重臣の27家について、各家の惣旗・団居・馬印など71図が彩色で描かれており、その意匠の奇抜さと個性は見るものを飽きさせない。時代的には江戸中期頃のものを描いた資料と思われるが、中には寛永14年~15年(1637~38)に佐賀藩から3万5,000人もの大軍が出陣した天草・島原の乱で、多久家(親類同格)や横岳鍋島家(家老)などの各重臣家が用いた指物の記録と合致するものがあり、乱での鍋島軍の陣場の賑々しさをほうふつとさせる。

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キーワード

佐賀 / 鍋島 / 勝茂 /

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