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旧長崎税関三池税関支署

きゅうながさきぜいかんみいけぜいかんししょ

概要

旧長崎税関三池税関支署

きゅうながさきぜいかんみいけぜいかんししょ

近世以前その他 / 明治 / 九州 / 福岡県

福岡県

明治後期/1908

木造、平屋建、桟瓦葺、東面、南面・西面出入口庇付、銅板葺き

建築面積124.4㎡

1棟

福岡県大牟田市新港町1-25

福岡県指定
指定年月日:20140314

大牟田市

有形文化財(建造物)

明治22年(1889)、三池炭鉱は明治政府から三井組に払い下げられ、三池炭砿社(みいけたんこうしゃ)の初代事務長に任命された團(だん)琢磨(たくま)は炭鉱経営の拡大と採炭技術の近代化を推進した。採炭量が年々増加した結果、石炭の効率的な搬出地を求めて、大牟田での大型船への積み込み可能な港湾の建設が計画された。築港の工事は明治35年(1902)11月から始まり、6年余りの歳月を費やして明治41年(1908)6月に工事は竣工し「三池港」と名付けられた。三池港の開港にあわせ、同年、長崎税関三池税関支署や三井港倶楽部などの港湾関連施設が開設された。

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