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尾﨑家住宅(鳥取県東伯郡湯梨浜町) 仏間

おさきけじゅうたく ぶつま

概要

尾﨑家住宅(鳥取県東伯郡湯梨浜町) 仏間

おさきけじゅうたく ぶつま

住居建築 / 江戸 / 中国・四国 / 鳥取県

鳥取県

江戸中期/1701-1800、1929移築

桁行12.4m、梁間10.1m、入母屋造、南面便所付、東面離れ及び渡廊下附属、桟瓦葺

1棟

鳥取県東伯郡湯梨浜町大字宇野1518番地

重文指定年月日:20130807
国宝指定年月日:

重要文化財

尾﨑家住宅は、湯梨浜町の北端、日本海に面した宇野の集落に位置する。尾﨑家は、室町時代に宇野に入り、近世には庄屋を勤め、18世紀中期に現在の敷地に移転し、主屋、仏間、門長屋、土蔵群を新築した。主屋と同時期に作庭された庭「松甫園」は名勝に指定されている。主屋は、土間の独立柱など古い形式を残す一方、庭に面して数寄屋座敷を持つなど新しい要素も見られ、当地方の農家住宅の発展過程を示す。尾﨑家住宅は、18世紀中期に遡る大規模な主屋をもち、仏間、土蔵群、門長屋は当地方の大規模農家の屋敷構えを伝えるものとして価値が高い。

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