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北海道松法川北岸遺跡出土品

ほっかいどうまつのりかわほくがんいせきしゅつどひん

概要

北海道松法川北岸遺跡出土品

ほっかいどうまつのりかわほくがんいせきしゅつどひん

考古資料 / 飛鳥 / 奈良 / 北海道 / 北海道

北海道

オホーツク文化期

一括

北海道目梨郡羅臼町峯浜町307-1

重文指定年月日:20150904
国宝指定年月日:
登録年月日:

羅臼町

国宝・重要文化財(美術品)

 7~8世紀頃、オホーツク文化期の集落跡出土品の一括。土器・土製品64点、石器・石製品百20点、木製品37点、樹皮製品6点、鉄刀子5点、骨角製品28点で構成される、総数260点の遺物。
 木製品は、大小の槽(そう)、皿、椀、杓子(しやくし)などの什器(じゆうき)類、矢筒(やづつ)などの狩猟具類、熊や、シャチなどの動物意匠が彫刻された祭祀具類など多岐にわたる。動物意匠遺物は、土製品・骨角器にもある。この他石鏃・石錘・浮子・銛頭(もりがしら)・釣針等もある。
オホーツク文化を担った人々の集落跡出土品一括であり、当時の精神文化や、生活を復元するうえで、その学術価値はきわめて高い。

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