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男神社本殿 附末社若宮神社本殿

おのじんじゃほんでん つけたり まっしゃわかみやじんじゃほんでん

概要

男神社本殿 附末社若宮神社本殿

おのじんじゃほんでん つけたり まっしゃわかみやじんじゃほんでん

建造物 / 江戸 / 近畿 / 大阪府

大阪府

江戸中期/1650年前後

五間社流造。建築当初は二間社2棟を相の間を介して連結していたが、文政5年(1882年)現在の姿に改修。向拝は浜縁を据え、中段長押を打ち、五間通しの木階五級を置く。身舎は円柱を立て、地長押、切目長押、内法長押、木鼻付き頭貫を回し、各神座正面にそれぞれ引き違い格子戸をおく。神座は前後に二分して内陣、外陣をつくる。妻飾りは二重紅梁大瓶束で、下段紅梁中央に大型の蟇股を飾り、その左右に大瓶束を置く。特に下段の成が高い。屋根は銅板葺(元は檜皮葺)。当本殿には江戸時代後期に遡れる彩色が施される。

桁行5間(実寸約27尺3寸)、梁間2間(実寸約8尺4寸、向拝除く)、身舎高実寸約18尺4寸。大阪府内の五間社流造としては最大規模。

1棟 附1棟

大阪府泉南市男里3-1065

大阪府指定
指定年月日:20160405

宗教法人男神社

有形文化財(建造物)

社伝では、神武東征説話に登場する彦五瀬命を祭る仮社殿にはじまり、貞観元年(859年)に当地に遷座。『延喜式神名帳』に男神社二座とある。

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