芝蘭幽石図 しらんゆうせきず

絵画 

徐枋筆
制作地:中国
清時代・康煕26年(1687)
絹本墨画
縦155.0 横54.0
1幅
銘文:「丁卯秋日」の自題と「澗上」(朱文方印)、「徐枋之印」(白文方印)、「俟斎」(朱文方印)の印がある

怪石の下に蘭と霊芝を白描風に描いたものです。科挙をめざし挙人となりますが、順治2年(1645)に父が没すると、天平山の麓に潤上草堂を築いて隠居し、城市に入ることなく、書画をひさいで暮らしました。沈寿民、巣鳴盛と共に、抗清の意を貫いた三遺民として知られています。中国では古来より天然石を賞玩する風習があり、とりわけ皺や穴などがある奇怪な形をした怪石がたいへん好まれました。「寿同金石」などの言葉から、石は長寿を表す寿石として絵画にも盛んに描かれるようになり、吉祥の画題となりました。

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