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木造聖観音菩薩坐像及び木造大日如来坐像

もくぞうしょうかんのんぼさつざぞうおよびもくぞうだいにちにょらいざぞう

概要

木造聖観音菩薩坐像及び木造大日如来坐像

もくぞうしょうかんのんぼさつざぞうおよびもくぞうだいにちにょらいざぞう

木像 / 平安 / 九州 / 宮崎県

不詳

宮崎県

平安時代後期

木造・一木造

木造聖観音菩薩坐像は像高89.7㎝、髪際高73.0㎝。木造大日如来坐像は像高89.1㎝、髪際高71.5㎝。

2躯

西都市大字岩爪2050

宮崎県指定
指定年月日:20190912

宗教法人黒貫寺

有形文化財(美術工芸品)

両像を所蔵する黒貫寺は真言宗の古刹であるが、明治7年(1874)に山門以外を消失し、明治9年(1876)に佐土原の末寺である久峰寺の大悲殿(観音堂)を移築して再興された。この2躯もその際に移座されたものである。久峰寺の歴史については不明であるが、黒貫寺に残る永禄12年(1569)の厨子の再興銘には聖観音像の、元禄7年(1694)9月の「修理記録墨書板」には両像が存在したことが記されている。

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