注口土器 ちゅうこうどき

出土地:伝岩手県三戸郡五戸町蛯川
縄文時代 前20世紀~前10世紀
土製
高29.6 口径11.0 最大幅25.4 底径5.0 
1点

本体部は長頸の壺形で、肩部に注ぎ口が付く。頸部から胴部上半にかけて、凸帯および磨消縄文を施す。文様上には瘤状突起を規則的に配している。その器形や文様から東北地方に分布する新地式土器と考えられ、同型式の土器の中でも大形で、ほぼ完存する例として貴重である。注口土器は、縄文時代後半期の東日本地域で盛行した。同時期に土偶、石剣、石棒、石刀等の呪術具も流行することから、その用途を酒類等の液体を用いた呪術に使用した道具と考えられることもある。これら呪術具は、やがて九州にも伝わり、独自の呪術具を誕生させるなど、九州の縄文文化に多大な影響を与えた。

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