銅製瓔珞付経筒 どうせいようらくつききょうづつ

出土地:伝福岡県筑紫野市大字原 原経塚
平安時代 天永元年(1110)
青銅鋳造
総高28.4 蓋径12.0 高台径9.6
1口

福岡県太宰府市・筑紫野市にまたがる宝満山は、大宰府と密接な関係を持って成立した信仰の山として知られ、国の史跡ともなっている。本品は太宰府市側の山麓にある竈門神社付近で経塚より出土したと伝わるもので、いわゆる四王寺型経筒の代表例のひとつである。外面上部に14行からなる銘文が刻まれており、これより天永元年(1110)に観尊という僧が埋納したことが知られる。

なお、経筒の内部には経典の残欠が遺存し、また埋納の際に周囲を囲むように平瓦3枚が出土したという。これらも当館の所蔵となっている。

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