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花輪祭の屋台行事

はなわまつりのやたいぎょうじ

概要

花輪祭の屋台行事

はなわまつりのやたいぎょうじ

無形民俗文化財 / 東北

指定年月日:20140310
保護団体名:花輪ばやし祭典委員会
公開日:毎年8月19、20日(指定当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
※この行事は平成28年に「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産代表一覧表に記載されている

重要無形民俗文化財

本件は、秋田県鹿角市花輪に鎮座する幸稲荷神社と花輪神明社の合同の例大祭で各町から計10基の屋台がでて地区内を巡行する行事である。屋台の巡行は、19日夕方の御旅所詰めから20日深夜の赤鳥居詰めまで断続的に行われる。巡行中は本囃子を奏し、20日未明に行われる朝詰めでは神輿を前に各町が得意の囃子を奉納する。
屋台は地元で腰抜けと呼ばれる前部の床のない底抜け形式で、屋台に乗り込んだ太鼓の叩き手は歩きながらリズムをとって囃子を演奏する。年齢に応じて役割が決められる若者会などと呼ぶ組織により行われ、屋台が他町を通過する際のチョウザカイや巡行の区切りでのサンサなどの特色ある儀礼もみられる。(※解説は指定当時のものをもとにしています)

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