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旧相馬家住宅 主屋

きゅうそうまけじゅうたく おもや

概要

旧相馬家住宅 主屋

きゅうそうまけじゅうたく おもや

住居建築 / 明治 / 北海道 / 北海道

北海道

明治/1911頃

木造、建築面積319.12㎡、一部二階建、桟瓦葺・鉄板葺及び銅板葺

1棟

北海道函館市元町33番地1

重文指定年月日:20181225
国宝指定年月日:

株式会社エステート企画

重要文化財

 旧相馬家住宅は,函館屈指の実業家である相馬哲平が明治末期に建てた住宅で,函館市元町末広町伝統的建造物群保存地区内の,函館湾を望む高台に所在する。
 主屋は,内外とも和風意匠を基調とし,港を望む主座敷は,良材を駆使し,雄大な座敷飾を備えた上質な意匠の書院である。また玄関脇に設けた応接室は,外部を下見板張として窓枠などを植物紋様の彫刻で彩り,内部も天井の中心飾りやモールディングなど,繊細かつ上質な洋風意匠でまとめている。和洋の文化が調和する近代の函館における,意匠優秀な住宅として高い価値を有している。

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