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金剛寺 築地塀

こんごうじ ついじべい

概要

金剛寺 築地塀

こんごうじ ついじべい

宗教建築 / 江戸 / 近畿 / 大阪府

大阪府

江戸中期/1700

北方延長114.5m、築地塀、本瓦葺、北中門附属、一間薬医門、切妻造、本瓦葺

1棟

大阪府河内長野市天野町

重文指定年月日:20191227
国宝指定年月日:

天野山金剛寺

重要文化財

金剛寺は,河内長野市街の西方に位置する真言宗御室派の大本山寺院である。平安末期に高野山から阿観が入り,伽藍を整えた。天野川の西に伽藍を構え,阿観の創建と伝える上々壇の五仏堂や薬師堂は慶長11年(1606)の再建で,護摩堂や法具蔵はこのとき整備された。求聞持堂や開山堂は元禄13年(1700)の建立で,このとき境内のほとんどの建物に修理が施された。東の天野山に祀る鎮守社は慶長の建立で,その配置は中世山岳寺院での鎮守のあり方を偲ばせる。
金剛寺には,江戸時代中期までに建立された建物が群をなして維持されており,高い価値が認められる。

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