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薬師如来坐像

やくしにょらいざぞう

概要

薬師如来坐像

やくしにょらいざぞう

彫刻 / 平安

平安時代・9世紀

木心乾漆造、漆箔

像高65.1 髪際高53.8

1軀

頭から腰まで一木から彫出し、漆と木粉を混ぜたペースト状の木屎漆(こくそうるし)という素材で表面を成形して仕上げる、木心乾漆(もくしんかんしつ)造りという技法でつくられる。肉どりや衣の皺(しわ)などに漆の特質を生かした粘りのある造形がうかがえる。こうした技法や表現は奈良時代を中心に流行した。

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キーワード

乾漆 / / / 技法

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