山水図軸
さんすいずじく
概要
呉偉業は字を駿公、号を梅村といい、太倉(江蘇省)の人。崇禎4年(1631年)の榜眼で、翰林院編修から、南京国子監司業を務めた大学者でした。36歳のとき明が滅亡し、南京の弘光帝に一時仕えましたが、清朝より強要されて国子監祭酒をつとめました。三年にして故郷に隠棲しましたが、明清両朝に仕えた結果になったことを生涯悔い、多くの遺民文学を残しました。この作品も、元末の文人である倪瓚風の殺伐とした筆法を用い、鑑賞者にいかにも謹厳で憂いに満ちた学者らしいと感じさせる画風となっています。
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