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大般若波羅蜜多経 巻第二百五(足利尊氏願経)

概要

大般若波羅蜜多経 巻第二百五(足利尊氏願経)

/ 南北朝

南北朝時代・文和2年(1353)

紙本墨書

1帖

 足利尊氏(1305~58)の発願になる一切経の一部である。帖末に発願文が印刷され、尊氏の自署がある。元弘以後の内乱で亡くなった後醍醐天皇以下の人々の鎮魂と天下太平を願っている。なお、園城寺にはこの一切経が592帖(重要文化財)が所蔵されている。 

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