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紙塑人形 さぬのちがみのおとめ

概要

紙塑人形 さぬのちがみのおとめ

その他

鹿児島寿蔵  (1898-1982)

カゴシマ、ジュゾウ

昭和35年/1960

紙塑・人形・1

h20.5

鹿児島寿蔵(1898-1982)
紙塑人形 さぬのちがみのおとめ
KAGOSHIMA, Juzo
Doll, "Sanu-no-chigami-no-otome"
1960(昭和35)年 紙塑
h20.5

紙塑人形とは、楮やパルプの繊維などと粘土を練ったものを原型に、和紙を張り重ね染紙を貼って装飾とする鹿児島寿蔵自らが創作したものです。堅牢でありながら和紙の柔らかさが際立っています。これは万葉集に収められた狭野茅上娘子 (さぬのちがみのおとめ) の短歌に想を得て制作された作品で、娘子が両膝をつき天を仰いで情熱的な恋を想うような姿とし、奈良朝的な優雅な装飾の雰囲気で表しています。

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