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商山四皓・竹林七賢図屏風

しょうざんしこう ちくりんのしちけんずびょうぶ

概要

商山四皓・竹林七賢図屏風

しょうざんしこう ちくりんのしちけんずびょうぶ

絵画

狩野元信筆

室町時代・天文22年(1553)

紙本墨画淡彩

6曲1双

狩野元信は、父、正信の後を継ぎ、多数の画家を組織し、大規模な障壁画制作をこなす画家集団としての狩野派と作画システムを作り上げ、狩野派発展の基礎を確立した。この屏風は元信のもとで活躍していた画家の手になるものであろう。(ルビ:まさのぶ しょうへきが)

右隻の商山四皓は、秦末に乱を避けて商山に隠れた4人の賢者。彼らが長男に仕えているのを見た前漢の初代皇帝・劉邦は長男を皇太子に決めた。左隻の竹林七賢は魏晋交代期(3世紀)に生きた阮籍などの7人。常に竹林の下に集まり、酒を飲みかわしていたという。(るび:しんまつ りゅうほう げんせき)

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キーワード

狩野 / 屏風 / 竹林 / 元信

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