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刀子形石製品

とうすがたせきせいひん

概要

刀子形石製品

とうすがたせきせいひん

考古資料

古墳時代 5世紀

滑石製

1類(3点):長7.9-8.4 幅1.9-2.1 厚0.3 2類(4点):長3.9-4.7 幅1.6-2.4 厚0.2-0.4 3類(1点):長4.9 幅1.9 厚0.4 4類(3点):長4.3-7.2 幅1.6-2.0 厚0.5

11点

鞘入りの柄付の刀子を写した刀子形石製品である。刀子形石製品は古墳時代の石製模造品を代表し、石製模造品の中でも出土数も多く形態的なバリエーションに富む。刀子形石製品はアイヌのマキリのように刀子に聖性を認め発生したとみる見解や、多様性の背景には奉納の時期差や会葬集団の出自を表すと考えられた。本品は形態的には多彩だが、石質が共通し同一古墳の組み合わせとみて差し支えない。

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キーワード

古墳 / 製品 / / 模造

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