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枇杷図

ビワズ

概要

枇杷図

ビワズ

絵画 / 中国

制作地:中国

1幅

 長く伸びた枝をしならせて、たわわに実る黄色い枇杷を描く。薬効のある枇杷は古来、珍重され、多くの実がなるから多子の吉祥とされてきた。実際の枇杷の実の房は葉叢の近くにあるので、本図のように枝が伸びた先に実があるのは斉白石の創意だろう。中華民国二十四年(昭和十年、一九三五年)、須磨弥吉郎が南京の豹文斎で購った。

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キーワード

須磨 / 白石 / 中華民国 /

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