論語疏巻第六
ろんごそかんだいろく
概要
本書は皇侃『論語義疏』の現存最古の写本であり、略して「論語疏」という。江戸時代には官務壬生家に伝えられ、近年再発見された。『論語義疏』の子罕、郷党の2篇を収め、子罕の冒頭1章以外はほぼ完存する。本文は『論語』の経文と『論語集解』の注文、さらにそれぞれの疏からなり、『論語集解』を比較検討する上でも貴重な古本である。また本書には2種の朱方印があり、その1種には「藤」とあるなど、平安時代前期には日本に存在して、藤原氏の所有であったとされる。本書は、『論語』研究の最重要写本の1つであり、皇侃の在世と隔たらぬ中国6世紀の南北朝時代の字体や筆法を伝えるものとしても評価できるもので、我が国の文化史、および書道史研究上、大変貴重である。
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