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中国図

ちゅうごくず

概要

中国図

ちゅうごくず

絵図・地図 / 江戸 / ヨーロッパ

ボンディウス

江戸時代/1606

縦46.5㎝×横55.4㎝

1枚

アントウェルペン(アントワープ)の地図製作者ボンディウスがメルカトールの銅板を引き継いで、1606年に刊行した中国図。本図には中国だけでなく、朝鮮や日本を含めた東アジア全体が描かれている。九州には「Figen(肥前)」「Bungo(豊後)」「Osumi(大隅)」の3つの地域名と城の表記がなされており、龍造寺、大友、島津の勢力が鼎立していた状況が読み取れる。日本の右側にはイエズス会の宣教師が処刑される姿も描かれており、キリシタン弾圧という日本の歴史までもが表現されているなど、貴重な内容の資料である。

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キーワード

地図 / イエズス / 日本 / 宣教師

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