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花鳥図巻

かちょうずかん

概要

花鳥図巻

かちょうずかん

絵画

孫億筆

中国・清時代 康煕51年(1712)

絹本著色

縦35.6 長719.5

1巻

約20種類50羽の鳥類と約50種類の植物を、継ぎ目のない料絹に鮮明な彩色を用いて細緻に表わす。作者は中国・福州(福建省)で活躍した画家・孫億(1638~1712?)。康煕51年(1712)の年記があり、画家の最晩年の基準作である。琉球国王・尚敬(1700~1751)の次男・読谷山(ゆんたんざ)王子朝憲(尚和、1745~1811)の旧蔵品。琉球王府で活躍した座間味庸昌(殷元良、1718~1767)や屋慶名政賀(呉著温、1737~1800)などの画家たちが学んだ由緒もあるため、本図は琉球における中国絵画受容の根幹を規定した作品と意義付けられる。

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