文化遺産オンライン

旧川口川閘門鉄扉及び排水ポンプ

きゅうかわぐちがわこうもんてっぴおよびはいすいぽんぷ

概要

旧川口川閘門鉄扉及び排水ポンプ

きゅうかわぐちがわこうもんてっぴおよびはいすいぽんぷ

その他 / 関東 / 茨城県

関屋忠正(閘門設計),
荒巻組(閘門施工),
株式会社荏原製作所(排水ポンプ),
株式会社飯村電工社(排水ポンプ用モーター)

茨城県

(閘門鉄扉)明治
(排水ポンプ)昭和/1906~1941

鉄製

(閘門鉄扉)4000*555*1605
(排水ポンプ)3290*1480*2060

1枚 1基

茨城県土浦市川口一丁目5128番1

土浦市指定
指定年月日:20200825

土浦市

有形文化財(美術工芸品)

 閘門は霞ヶ浦の増水・逆流による冠水から土浦の旧市街を守るため,排水ポンプは閉門時に川口川の水を閘門の外(霞ヶ浦)へ排水するために設置されたものである。

 閘門の竣工式の日にち(明治39年6月24日),施工者等は『いはらき新聞』(明治38年10月25日,同39年6月24日付)に記載がある。そのほか工事費,設計者,県補助額,銀行借入れ額等は『現代之土浦』(明治44年4月発行)に記載がある。
 排水ポンプは,土浦市議会会議録から,借用したものを購入すること及び購入金の借入れの議決を行ったことがわかる。また,昭和16年8月製造であることを示した銘板が残されている。ポンプ用のモーターについては,昭和15年製のものと,昭和39年製のものと銘板が二つ残されており,更新されていると考えられる。

関連作品

チェックした関連作品の検索