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銀閣寺

概要

銀閣寺

日本画

近藤浩一路  (1884-1962)

コンドウ、コウイチロ

昭和32年/1957

墨画・紙本・額(アクリル等)・1面

61.7×75.2

左下に落款、印章

28
近藤浩一路(1884−1962)
KONDO,Koichiro
銀閣寺
Ginkakuji Temple
1957(昭和32)年

近藤浩一路は山梨県の生まれ。東京美術学校西洋画科を卒業。古来、墨の変幻きわまりない色合いの変化を称して、「墨に五彩あり」という。こうした東洋の美学を、印象派の華麗かつ微妙な光の効果に触発されつつも、あくまでも筆一本で実現しようとしたところに、この孤高な画家の持ち味がある。現代フランスの文豪アンドレ・マルローは近藤の画境について、「憂愁が幸福を約束しているような世界」といっている。あたたかな闇にくるまれ、水面にほの明るい室内のかげを落とす銀閣寺。たしかに、ここてはすべてが不思議と安らいでいる。

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キーワード

/ 印象派 / / 洋画

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