色絵菊梅文鉢
いろえきくうめもんはち
概要
"染付に赤、金彩を施した典型的な有田の輸出磁器である山水牡丹文大深鉢の蓋の鈕につけられた浮彫りの花が愛らしい。染付で隈取りした窓の中には楼閣山水を、それらの窓をかこむようにして牡丹を描くのも、この時代の有田磁器に見られる一般的な文様である。この大深鉢の年代を18世紀初めとする根拠は、トレド美術館にあるこの鉢と同寸同文様の深鉢である。トレドの深鉢には、フランス製銀金具がついており、それには1722~1726を表示する刻印がある。この種の鉢が18世紀前後にヨーロッパに渡った有力な証明であろう。
菊梅文大深鉢には、緑が加わっているが、山水牡丹文大深鉢が製作された年代の雰囲気を伝えるものであり、おそらく、この鉢も蓋をもっていたのであろう。"
色絵菊梅文鉢をもっと見る
ハウステンボス美術館・博物館をもっと見る
所蔵館のウェブサイトで見る
ハウステンボス美術館・博物館文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs