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束帯天神像

そくたいてんじんぞう

概要

束帯天神像

そくたいてんじんぞう

日本画 / 室町 / 日本

伝藤原信実  (1177?~1265?)

でんふじわらのぶざね

室町

絹本著色掛軸装

80.4×37.5

1幅

香川県立ミュージアム

 儒門から身を起こし、右大臣の地位にのぼり、にわかに左遷され悲劇的な生涯を閉じた菅原道真は、国司として讃岐に赴任していたことがある。死後、祟りをなすと信ぜられ、天神信仰が盛んとなり、多くの天神像が描かれた。本幅は、平安貴族の正装であった束帯姿で描かれ、画像の左右に天神と縁の深い松と梅を描いている。初期の天神像は表情に道真の怒りを表現しているが、本幅ではかなり柔和なものとなっている。

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キーワード

天神 / 束帯 / てんじん /

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