白釉刻花花弁文水注
はくゆうこっかかべんもんすいちゅう
概要
灰色の胎土(たいど)に白化粧(しろげしょう)を施した陶器を焼いた民窯(みんよう)は華北(かほく)一帯に散在し、代表的な窯場の名をとって磁州窯(じしゅうよう)と総称されている。器面を彫ることにより色の対比が生まれ、独特の文様装飾が発達した。浮彫風の力強い表現は、北宋(ほくそう)時代前期の典型的な作風を示している。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs