五彩花卉文水注
ごさいかきもんすいちゅう
概要
"サザベイの売立目録の英文説明にもあるように、この水注の原型は近東、すなわちオリエントの金属製の水注である。明時代初期からこの種の水注は、中近東あるいはインド向けに輸出された。わが国にも、明の嘉靖年間製(1521~1566)の金襴手の水注が多数輸出されており、この種の形式を仙盞瓶あるいは盛盞瓶と称している。五島美術館蔵の五彩透彫水注が最も有名である。
標題の水注には、胴に透彫の装飾はないけれども、前述の五彩透彫水注の意匠を模していることは明らかで、手間のかかる金襴手の装飾を省略して、ただ五彩の技法で明時代の水注模倣したものである。この種の水注は、ヨーロッパには遺品が少ないが、中近東やインドでは、明初から康煕末までの期間に、中国から輸出された伝世品に接する機会が多い。類品がミデルブルグのZeeuws美術館にある。"
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