色絵桐鳳凰文壺
いろえきりほうおうもんつぼ
概要
"染付に五彩と金彩とを配した染錦の壺は、他の国焼赤絵では見ることの出来ない重厚にして豪放な作調に富んでいる。頸部には染付金彩花唐草文、肩には木瓜型方割文、白く抜けた雲間には長い尾をゆらめかした鳳凰が舞っている。このような文様は、絵本通宝志、絵本清画帳、押絵手鑑、絵本稽古帳、絵本野山草など江戸期に盛行した版摺絵本からとられたものであろう。頸太く高く、すんなりとした撫肩を呈し、肩より底辺に流れる線は直線状をなしてつよい高台の上に据っている。簡明直截なこの壺の形式は、初期伊万里に多く見られた。この壺は、図柄と作調の優れた元禄期の色絵磁の一例であろう。
この壺とは構図のとり方がやや異なるが、同じく鳳凰文を描いた色絵壺は、次の通りである。
1.蒲原コレクション 染錦鳳凰文壺 高さ:59.5cm
2.アウグスト強王コレクション 染錦鳳凰牡丹図獅子四方割蓋付大壺 高さ:97cm
3.『古伊万里』昭34、図版37 染錦三方割桐鳳凰図蓋付壺 高さ:49.5cm"
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